正月の神社 Leica M3 Elmar 50mm F2.8 Fujifilm Neopan 400 Presto

Leica M3 Elmar 50mm F2.8 Fujifilm Neopan 400 Presto (c) Masashi Morichika

「植田正治とジャック・アンリ・ラルティーグ -写真であそぶ-」をみに東京都写真美術館へ

2014.1.11

今日は渋谷のアークティーズでピボットブッシュを買ってそのままプッシュで恵比寿の東京都写真美術館へ行ってきました。久々にクルーズウィールじゃなくて普通のウィールで移動だったので路面を直に感じて、恵比寿ガーデンプレイスから恵比寿駅に行くまでのダウンヒルがいつもよりスリリングに感じました。

東京都写真美術館につくなり、受付で言われたのは「そちらの楽器はお預かりします。」という言葉でした。どうやら袋に入れて背負っていたスケートボードが楽器に見えた様です。ということは普段スケートボードを背負ってるとまわりからは楽器に見えてるのかなぁなんて考えながら、写真をみに展示会場へ行きました。

ジャック・アンリ・ラルティーグの写真で一番印象に残ったのは、シャモニーという写真でした。アイススケートをしているおじさんたちがジャンプしている写真なのですが、フランス人のイメージを覆す様なはしゃぎっぷりで面白かったです。(真ん中で飛んでいる人が真顔なのではしゃいでいるわけではないかもしれません。)あとブローニュの森をジャックラッセルテリア二匹連れて歩くマダムの写真はジブリのハウルの動く城に出てくる砂漠の魔女とすごく似ているなと思いました。ひょっとしたらモデルになっているのではないかと思うくらいです。

ジャック・アンリ・ラルティーグの写真全般的に言えるのは「ハッピー・裕福」といった感じでした。当時、7歳からカメラを買い与えられるなんて相当なお金持ちですよね。

植田正治の写真で一番印象に残ったのは、シリーズ「童暦」の中の、初雪の山村という写真です。写真に写っているのは恐らく親子だと思うのですが、お父さんの顔が今の日本人にはなかなかいない顔つきで、パワーが漲る笑顔で素敵でした。良い顔。

また、別の階でやっていた「路上から世界を変えていく 日本の新進作家vol.12」もみてきました。大森克己さんの写真は雑誌やWebサイトで見た事があり、あのピンクのキラキラは何だろうと思っていたのですが、会場にあった説明文を読んでびっくり、アメリカンクラッカーを景色とカメラの間に置き撮っているのだそうです。面白いですね。

たくさんの写真をみれて満足だった私は、帰りにお決まりのポストカードと図録を買って東京都写真美術館を後にしました。

上の写真はまったく関係ないのですが、正月っぽい写真は行き場を無くしているのでこれにしてみました。

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