リンパの腫れで検査をしていた愛犬。何度かの検査では深刻な病気ではなく治る病気なはずだったのですが、3回目の検査で血液の癌「リンパ腫」だと判明しました。
仕事の移動中に電話で検査結果を聞いた時、頭の中は真っ白になり息が苦しく、身体を前へ歩かせることだけしかできませんでした。リンパの腫れを見つけたときに色々調べてリンパ腫が治らない病気であり、余命が発病から2ヶ月〜1年程度の深刻な病気であると知っていたからです。
病名を聞いてからというものの、「もう立ち直れない。現実を見れない。」という弱い気持ちと、「愛犬は生きていて目の前のいる。今は悲しむ時じゃない最後まで闘うのだ。」という強い気持ちがぐるぐる、からからと回り、ルーレットの様にどこに止まるかは私には分からない状況でした。
ただ抗癌剤の投与が2回済んだ今、副作用で具合が悪くなる愛犬を目の当たりにして辛いですが、辛いのは当然愛犬。ルーレットはなくなり強い気持ちが大きくなっています。
犬はしゃべることができませんが、思っていること感じ取ることができます。残された時間、愛犬の思いを存分に感じながら、まず最初の目標「完全寛解」を目指そうと思っています。
今まで大きな病気もなく、底抜けのパワーが取り柄でやってきた愛犬です。まだ頑張れる様な気がしています。